使った英語参考書

全部書くつもりだけど抜けあるかも

単語

単語帳は受験用ならどれ使っても載ってる語彙には大して差がないので自分のスタイルにあった奴買うのが一番いいと思う。

DUO3.0+復習用CD

俺にとって最高の単語帳。俺は音読とリスニングで覚えるタイプなので、他の単語帳に比べて例文が少なく魅力的なものが多いのがポイント。単語とイディオムと会話表現が一冊に纏まってるのもいい。
確か1周目は6日くらいで済ませた。それ以降はひたすら例文見ながら復習用CDリピート&たまに家で音読とシャドウイング。CD聞くのは1日1回でもいいから、それを2週間は続けて例文のリズムを脳に染みこませる。ある単語に出会ったらそれを含む例文が浮かんでくるのが理想。
CD聞きまくるのはアクセントとリスニング対策にもなる*1
ある程度回してると英単語より先に訳文の方を覚えちゃって、単語が分からなくても文が理解できちゃうという事態に陥るかもしれないけど、そういう場合は訳文を忘れるまで少し期間開けるか、他の単語帳を使うかするのがいいと思う。
基礎用のCDは無くていい。どうせ最初の数回しか使わないので。


余談だけど、こないだTOEICの問題集解いてみて、よくTOEIC対策としてよく勧められているだけあると思った。
DUOには載ってるけど受験ではお目に掛からなかった語句というのが結構あるのだけど、その中からTOEIC模試1セットの中に複数回出てきたものとかがあったので、このために載せられていたんだなあと感心した。逆に言えば受験に絞って見ればDUOは効率悪い?と言えるのかも。まあ気にするレベルじゃないと思うけど。

速読英単語必修編

高1のころに買って途切れ途切れでやって高3の夏にDUO買うまで3周くらい。それなりの長さの文章を読む必要があるので、移動時間にやるのがキツくてDUOに乗り換えた。移動時間中は単語のページを眺めるという方法もあるにはあるけど、それならターゲットとかのが見やすいし。
一部で語彙数が足りないとか言われてるけど、これに載ってる単語+学校の教科書や過去問に出てくる単語を知っときゃ十分戦えるはず。

英単語ターゲット1900

DUOの穴埋め用に。しっかり覚えたと言えるのはSECTION1の800語だけ。SECTION2は一応やったけど微妙。SECTION3は目を通してすらいない。私大も含め多くの大学にはSECTION3は要らないでしょ。出ても注がつく・文脈からわかる・読めなくても問題ない のどれか。

英熟語ターゲット1000

冬頃にセンター第二問対策に買ったけど最初の数ページ以外やってない。今年の第二問はほとんど熟語だったので来年の受験生は秋ぐらいからこれやっとくといいかも。

文法

フォレスト

学校で買わされた。とりあえずこれに類するものは持っておくべき。
ちょこちょこ抜けがあったり、解説がイマイチな所はあるものの、普通に英語読む分にはこんだけ知ってればいいでしょ。逆に言うとこれくらいは最低限知っておくべき。必要条件にして十分条件
漫然と読んでると飽きるので1100などの問題集と併用するといい。

英文法詳解

英文法辞書。普通は買わなくていいと思うけど、月一回くらいこれに助けられる状況があったりするのであるとそれなりに便利。類書として有名なロイヤル英文法があるけどこっちの方が見やすくて丁寧な感じがしたので。

全解説入試頻出英語標準問題1100

通称桐原1100。これも学校で買わされた。定番。
問題と解説が別冊なのは最初は鬱陶しいけど、何周かして慣れて解説が「言われれば思い出せる」レベルになるとこっちの方が楽になる。何周したか覚えてないけど、ミスった所だけやったのも含めれば10周弱くらいはしたと思う。
文法分野はフォレストと併用するのがいい。そうすることで文法が単に四択の暗記ゲーではなく解釈と結びつけて覚えられる。

英語問題総合演習―入試頻出ポイント202の征服

内容的には1100と似たようなもので、見開きで左右に問題と解説を配置したもの。
最初はこっちの方がいいと思いがちなのだけど、上に書いたような理由で実は別冊の方が使いやすい。
春頃に2周しただけ。

その他

英作文基本300選

多くの大学の英作文は覚えゲーです。東大京大のにしたってこういった正しい文章のインプットは必要。
個々は短い300文を組み合わせることで、長い英文和訳も出来るようになる。
覚え方はDUOと同じくCD聞く+シャドウイング+音読で。
一見文法と熟語がしっかりしてれば英作文対策は要らないように思えるけど、頭で分かっててもいざ書くとなると詰まることも多い*2。英作文で問われがちなポイント*3を押さえた例文を暗記してしまって、本番では名詞と動詞を入れ替えるだけで済ませられるようにするのが遠回りなようで楽。
また、英作文は日本語のこなれた表現を自分が使える英語表現に言い換える能力も必要なので、この手の本で言い換えのパターンを知っておくことも重要。
その辺りのことは著者のBlogで。

 「受かる答案」は見て気分がいい。ふだんの勉強で覚えてきた数多くの英短文を応用しながら、平易な語句や表現だけを上手に工夫して使っているのでわかりやすく、従って、採点する側が悩むことがない。
 一方、「受からない答案」は見るだけで気が滅入る。やたら難しい表現を多様しているが、英短文を覚えないで自己流で書いているのでわかりにくく、その結果、採点する側にストレスがたまる。
 英短文を覚え、自分の守備範囲の語句だけを使って、原文の日本語が意味するものと比べて当たらずと言えども遠からぬ答案を作れば楽に合格点が取れるが、逆に、英短文を覚えることを怠り、知識があやふやな語句をつないで書いてもおよそ点数がもらえる答案にはならない。また難しい語句を使えば使うほど、知識が不正確な分だけボロが出やすいのでいっそう不利になる。

英文法道場:受かる答案

この著者は例文数が違う類書を数冊出してるのでお好みで。

駿台のテキスト

テキスト自体は別に…って感じだけど素晴らしい授業のお陰で英語に目覚めることが出来た。

Reader's Digest

カッコつけて一時期読んでたけど飽きた。英文のレベルはそこそこにしておいてくれてるので、ある程度読めるようになってからの腕試しとして読んでみるのはいいかも。知ってる単語や表現が出てくると、英語の勉強も無駄ではないことが分かってモチベーションが上がるという効果もある。受験勉強ばっかりやってると「受験英語」というものをやっているように勘違いして、そこら辺で使われている「英語」にも繋がっていることを忘れてしまう。

過去問

赤本

定番でしょう。青本があったらそっちを買ったと思う。
予備校の解答速報や東進の過去問DBで原寸大の問題をプリントアウトして、答え合わせは赤本で、というスタイルがベストか。
赤本コピーしてもいいけど汚くなりがち。
英語は2003年まで遡った。

センター青本(≠実戦問題集)

予備校も頑張ってはいるのだろうけど、英語に限らず本物のセンター試験は模試よりも余程よく練られてる*4
模試は第○問がクソ簡単で第×問が超難とかいうバランスの取り方がしばしば見られるけど、センターは一貫した難易度になるように作られている様子*5。リスニングなんかはこの傾向が最も顕著。
本試2年と追試1年やって十分な点数取れたのでそれ以前はやってない。

*1:DUOに「アクセント注意」マークが無いのは残念

*2:例えばThe比較級の構文なんて誰でも知ってるけど書くとなると結構ミスる

*3:比較とか仮定法とか

*4:例えば特に資料からの読み取り問題(第4問B)なんかはどの模試も毎回難易度設定がおかしい

*5:まあ本番も第1-2問と第3-6問の難易度の差は明らかだけど、その1-2,3-6の区切りの中でということで……